うちの大家さん♡

皆さんこんにちは☆
今朝起きたら、外はうっすら銀世界でした〜♪

昨夜はなぜか二人とも眠くて眠くて、8時半には寝てしまったという何とも子供もびっくりな就寝時間だったのですが、おかげで朝はとてもすっきり目覚めました。
しかも美しい雪景色が見られたので、とても気分良く一日がスタートできました☆^^☆

さて、こちらイギリスのウエディングドレス事情について書こうと思っているのですが、まだ少し情報収集をしたいのでたのしみにして下さっている方、もう少々お待ち下さいね。

その代わり今日は、私たちが現在住んでいるフラットの大家さんについて少し書きたいと思います!

なぜって今朝ちょうどその大家さんがうちに来ていたから・・・笑

思い起こせば去年2014年の7月。

日本からイギリスに引っ越し、急遽ロンドンからバースの近くに転勤になった夫の引っ越しとダブル引っ越しでてんてこ舞いだった私たち。
しかもお仕事が開始されるまで2週間しかなく、それまでに新居を探さなくてはなりませんでした。
新転地でなんのつてもなく、住む町すら決めていなかった私たちにとってそれはもう大きなプレッシャーだったのですね。
なぜって日本と違ってこちらは不動産屋さんも夕方5時には閉まっちゃうし、土日はもちろんお休み!
しかもロンドンなどの大都市と違って物件がそんなに沢山あるわけでもなく、2週間といっても実質10日間で何としてでも新しい仕事が始まるまでに住む場所を決めなきゃいけなかったのです。。。

でも今から思えば、短期間といういい意味でのプレッシャーが合ったからこそあまり頭で考えることなく感覚で選ぶことができ、二人が満足のいく素敵なフラットを見つけることができたのだと思います。

そう!感覚!

住む町も、感覚、どの不動産屋にするかだって感覚♪

だから物件も3軒くらいしか見ていません。
おかげで素晴らしい大家さんともめぐり会うことができました。

ここの大家さんジルさん(女性)はガーデナー(庭師)さんです。
ガーデナーがメインのお仕事、そして不動産をいくつか所有しています。
そして息子さんはファッションデザイナーで1年に何度か日本にも行くそうで・・・
現在のジルのパートナーであるピーターは何と環境学者さんでこちらも何度か京都の大学で講演をしに来日しているという何とも日本にご縁のある方たちだったのです!
去年はお二人で桜の季節の美しい京都・逗子を満喫されたそうですよ。

イギリスの大家さんは、人にもよりますが3ヶ月に1回はフラットをチェックしにきます。
びっくりですよね〜。。。
何をチェックって、ちゃんと管理されているか、何も盗まれていないか・・・笑
日本では考えられませんよね?
私もすごく疑問に思ったのですが、移民が増えてからというもの賃貸アパートやフラットに大家さんが全くチェックしにいかなかったことで、テナントさんが引っ越すのを機に1年ぶりに足を踏み入れてみたら、お風呂場のタイルからキッチンのビルトイン式のオーブンやコンロまで取り外せるものすべてが盗まれる!という何とも驚愕な事件が多発しているそうで・・・それを大家さんの会合ではよく取り上げられるトピックだったのでジルも必ずチェックするようになったそうです。

ここがミソなのですが!

どんなに大家さんが「あ〜このテナントさんならいい人だから大丈夫ね〜」と思っても3ヶ月に1回のチェックは必ずしなければいけません。

なぜって、そうしないと保険会社から何か損害があったときに保険がおりないんですって!

必ず3ヶ月に1度、チェックしていますという証拠を提出しなければいけないという・・・なんともめんどくさいお話;

大家さんって不労収入で楽ちん!って思われがちですが、意外に大変なのですね。

ということで、1月に2度目のチェックにきて、今日は別件で電気屋さんを連れてジルさんがいらっしゃいました。
いつも家にくる時は緑茶とおせんべいを楽しみにして来てくださいます。

そしてちゃんと靴を脱いで、頭を下げて「コンニチハ!」と言って入ってくるジル。

そしたら今日は「ちょうどパートナーのピーターも近くにいるの、呼んでいい?」
ということで、うわさには耳にしていたピーターも遊びに来てくれました☆

来るなり、「ハジメマシテ〜。ピーターです!」と元気よく挨拶してやっぱりちゃんと靴を脱いで頭を下げて入って来た!笑
しかも入るなりピーターはきょろきょろとあたりを見回して、
「床の間はどこですか?」と日本語で言うし・・・

あるわけないでしょ!と突っ込んでしまいました笑

こんな小さな町でどれだけの確率で日本と縁のある大家さんとめぐり会えるのでしょう?!

オーガニックの玄米茶とおせんべいを片手に、話はイギリスの町づくりについて発展していきました。
やはり感性が全然違うなぁと痛感!
ちなみに最近日本でも注目されている市民農園。
チッペナムの市民農園は5年待ちだそうです! そんなにウェイティングリストがあるなんて・・・。

そしてジルやピーターにとっての日本とは・・・?!

いわゆる彼らのような外国人にとって日本は京都がとても魅力的だそうです。
それってやはり、桜があって秋には紅葉も美しく、それが日本家屋や町家との美しいコントラストを生む。薄暗くなった石畳の町を芸者さんがしっとりと歩く姿や、木造のちいさな橋に垂れ下がった柳。
そして何と言っても感動するのが、日本のビスを使わずに木だけで造られた昔ながらの建築技術だそうです。数寄屋造りや蔵などを見ると、昔どこかの本で見た日本の姿にタイムスリップしたかのような感覚に陥るそうな。そんなノスタルジックさを求めているのですね。
そのノスタルジックさが彼らを虜にし、また訪れたくなる日本なんだそうです。
中はモダンで最新なテクノロジーがあっても、外観だけは昔ながらの日本の姿を守り、作り上げてほしい・・・コンクリートジャングルには魅力なし! そうおっしゃっていました。
確かに、昔ながらの町家や蔵にスタバが合ったらオシャレですよね!

銀座も今、まさに開発のまっただ中!
資生堂やソニー、ユニクロ、アップル社までもが大きな古き美しい日本家屋にあったら・・・とイメージしただけでもわくわくしませんか?
それは日本だけができる技であり、日本でしか見られない光景です。

いつか東京も、新しいものだけを追い求めるのではなく、ノスタルジックを思わせる都市づくりを少しでも取り入れてくれたらと思います。

世界に答えを求めるのではなく、日本の歴史から学ぶことも大切ですね。
それはすべてに言えること。

ー外ではなく、答えはすべて内側にあるー

来年、ピーターさんは屋久島にもリサーチに行かれる予定があるそうで、そのお話を聞くのもとても楽しみです。

まるで彼のゆっくり丁寧に話す講演を独り占めしているかのようなそんな有意義な時間でした。

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by yukitosun | 2015-02-03 21:46 | 日々徒然