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皆さんこんにちは☆

今年のイギリスは暖冬のせいか、雪がほとんど降りませんでした。
せっかくコッツウォルズ地方に引っ越して来たのだし、はちみつ色の建物と雪景色というものを見てみたかったのですが、早いものでもう2月も終わり! 来年に期待したいと思います。

さて先日、大手町・有楽町・丸の内のエコでサスティナブルなまちづくりを推進されているエコッツェリアさんの国際欄にて、イギリスのまちづくりの例を交えてお話をさせて頂いた記事が掲載されております。

★【国際】おもてなし「しない」国のツーリズム 持続可能なまちづくりとは


ぜひご一読くださいませ☆^^☆

私がここで例を出させて頂いたチッペナム2020。
それについて今この町がどういう状況なのか、すこしご紹介させて頂きたいと思います。

2020年を目指して町の至る所で、どういうまちづくりを目指しているのかというスローガンや未来図が貼られ住民の意識も高めようとしているのが感じ取れます。

一番強く主張しているところは、やはり自然豊かなまちづくりという面と、自然と人とが共存できるまちづくりを目指しているというところでしょうか。

チッペナムはロンドンから西に電車で1時間30分のところにあります。
ロンドンへの通勤可能地域でもあるし、世界遺産の町バースからも一駅。
立地的にはとても恵まれているはず。
それなのに、人口が激減してしまいかつて「リトルバース」と呼ばれていたにも関わらず、今では「バースに行こうとした人が迷い着く場所」というレッテルまでつけられてしまいました。

なぜなのでしょう・・・・

私が今ここに住んでいて考えられる理由として上げられるのが

①景観
その時の予算だけを優先してしまい、地元住民やイギリスらしい景観を無視した素材を選択してしまったところ

②スモールビジネス(個人経営者)の激減
イギリスにはどこの町にもハイストリートと呼ばれるその都市・町のメインとなる1本道があります。
そこに多くの個人商店(カフェやティールーム、美容院からお菓子屋さんまで)やチェーン店が連なっているのですが、チッペナムのハイストリートには個人商店が殆どありませんでした。

③わかりにくい道路標識
迷ってしまった人だけがたどり着く場所・・・本当に分かる気がします。
チッペナムのタウンセンターに入るのに、そして出るのに本当に道が分かりにくいのです。
ラウンドアバウトをぐるぐるというのもよく見る光景です。

町を歩いていると今まで気になっていた駅や川に架かっていたグレーの鉄橋がどんどん撤去され、川には美しい木製のものが代わりに架けられました。
駅はまだこれからですがおそらく景観に配慮したものが取り付けられるのだと思います。

町の大きな魅力の一つであるエイヴォン川も自然を残した形で、ウォーキング大国イギリスらしく川沿いを子供連れや乳母車を押してでも歩きやすく整備されました。
ゴミも定期的に収集されるので、今では白鳥や多くの水鳥が戻って来て、昼間はベンチに座って鳥たちに餌をやる老夫婦の姿もよく見かけるようになりました。
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町の中心街から少し離れると、多くの集合住宅が今建設途中です。
それらはすべてコッツウォルズの資源 皆さんもよくご存知のはちみつ色の石を使った建物でそれはそれはとてもかわいらしい建物です。

道路も今はどこも道路工事の真っ最中で結構不便ですが、完成するころがとても楽しみです。

2020年に向けて、チッペナムはがんばっています。
それはすべて住民のために。

実はここにも類は友を呼ぶの法則が働いています。

今ここに住んでいる人たちが幸せな暮らしができるように、そして景観に配慮した美しい町づくりをすれば自然とそれに見合った人たちが引き寄せられてきます。

イコールそれは、安全で治安のよい町になることとも関係してきます。

自然が豊かで、景観が美しい町になればそれを求める人が引っ越して来て、あらたなスモールビジネスを展開するかもしれない。

現にチッペナムには新しいセンスのいいお店やカフェが増えて来ています。

先週オープンしたばかりの新しいカフェ
自然な風合いを意識して、色もグリーンと茶とメインに、そして店前には自転車のかごにお花やハーブを植えています。
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以前チッペナムの町づくりというテーマで家の近くに残された木について書かせて頂きました。
その木も今日も健在。春を待ちわびてるかの様でした。

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そして、今私が住んでいる場所はチッペナムの駅から徒歩10分くらいのところにあるエコビレッジを意識して作られた集合住宅なのですが、2012年のまだ新築です。
そこには実はよく見かける子供たちのための公園のような遊び場が存在しません!
子供連れを対象としたアパートメントなのですが、アスレチックや砂場などがどこにもないのです。
なぜなのだろう・・・といつも不思議に思っていたのですが、ある穏やかな夏の午後、そこを歩きながらはっと気がつきました。

人口的に作られたなだらかな丘と木のトンネル。そして芝生の土手やそこにかかる木の橋。
子供たちがきゃーきゃー騒ぎながら走り回っています。

木の棒をもって追いかける子。

橋の上でジャンプしながら、どんどんという木の音を楽しむ子。

木々のトンネルでかくれんぼをしたり追いかけっこをする子。

丘の上でケラケラ笑いながらごろんごろんと転げ回る子。

なるほど。子供に遊び道具なんて与える必要はないのだ!

私たちもかつて子供だった頃を思い起こしてみればわかること。

子供にとっては目の前のものすべてが遊び道具です。

与えられたおもちゃはすぐ飽きてしまっても、いつも変化する自然が相手であればそれがない。
子供はイメージの産物を作り出すのが大得意。
自然の中で遊んだ子供たちが作り出す未来と、ゲームやおもちゃに囲まれた子供たちが作り出す未来。
どちらがいいとは簡単にはジャッジできませんが、少なくとも自然と多く接してきた子供たちは自然を身近なものとして、そばにあるのが当たり前のものとして大切に扱っていくことでしょう。

ここを作った方はそれをちゃんと知っていたのでしょう。

そしてつい先日、このエコビレッジ内にこんなものがあらたに登場しました!
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Once upon a time.....
むかしむかしあるところに。。。。

昔の童話に必ずでてくる最初のフレーズですね。
結構大きな椅子なので、ここでおじいちゃんやおばあちゃんと絵本でも読んでねということなのでしょうか。

まったくいつもイギリスのアイデアにはおどろかされます。

2020年に向けて

チッペナムのまちづくり。

またいつかどこかで皆さんにご報告できたらと思います。
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by yukitosun | 2015-02-26 20:33 | メディア

本日、Tokyo FMラジオ「エコアクションワールド」に紹介されました☆
こちらでポッドキャストをお聞きいただけます。

エコアクションワールド
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by yukitosun | 2013-08-03 14:15 | メディア

昨年の4月号からミスターパートナー誌で連載をさせて頂いております。
約2年間のイギリスの農場生活で出会ったファームステイB&Bのお客様について涙あり笑いあり、書きつづっております。
イギリスフェチにはたまらない1誌です。
私も英国に旅立つ前には本当によく読みあさっておりました(笑)英国生活に役立つ情報満載です!
そんな雑誌に自分が連載を持てるなんてその時は夢にもおもっておりませんでした。
みなさまぜひご覧ください☆^^☆
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来月号は6月10日発売だそうです!お楽しみに♪
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by yukitosun | 2013-05-24 14:21 | メディア